その昔、Zviがファイアーズを使っていた頃、《暴行+殴打/Assault+Battery》の強さについて語っていた事があります。「前半に来ても後半に来ても腐りにくい《暴行+殴打/Assault+Battery》は柔軟性に富む」と。
その柔軟性の権化(?)ともとれる一枚のカードを使いたいが為に、このデッキはMOの世界に産み落とされました。←
どうやったら《暴行+殴打/Assault+Battery》を活かせるのか。それを踏まえつつカードを組み合わせていったらこんなんなっちった!相変わらずやりたい事中心でデッキのスマート化を図っていません。これはマジで仕様。
レシピを見てもらえばわかりますが、Zviのファイアーズに近い所が多々あります。僕は「マイ・ファイアーズ」の記事を素晴らしいと思っていますが、本人は「今更あんな記事なんて恥ずかしいだけだよ」と言っていました。相当数の人に影響力を与えておいてそりゃ無いぜ、Zvi。
ま。デッキに入ってる一枚一枚のカードの種類と枚数には明確な理由があるって事を教えられたのをよく覚えています。つか、最近も読んだし。何度読んでも面白い。
話は飛ぶけど、「The 茶番劇」デッキに2マナのカードがシルバーバレット以外で入っていないのはマイ・ファイアーズの記事の影響です。だってZvi正しいし。
まぁ、僕はZviにはなれないしあんなに頭も良くないから、シナジー中心のデッキ解説です。そっちの方が僕が楽しいし、僕に合ってるからね。
だってそもさん、僕のホームグラウンドはMOのカジュアルクラシック。楽しんだ方が勝つって場所で戦ってるからね。楽しむ為の解説、始まるよ!
デッキ・デコンストラクション
-デッキを解体解説する-
「象の強襲!/Elephant Assault!」
【《暴行+殴打/Assault+Battery》って強くない?】
《暴行+殴打/Assault+Battery》。それは2点火力で相手のシステムクリーチャーを除去するのか、もしくは、決して小さくは無い3点クロッカーになって相手を蹂躙していくのかの2択を迫れるカードである。場の状況によって使い方を変えられるカードが弱いハズないじゃないか!って事で、なるべくテンポを崩さない様にカードを選択、緑ならではのクリーチャービートをしつつ、赤の直接ダメージと速攻の力を借りてデッキを仕上げたら、この形に落ち着きました。
でも、往年のステロイドと比べると火力が少なくて、クリーチャーのサイズも小さめです…。だったらどうするのか。答えは簡単です。そう、横に並べていけば良いんです。
【カードの使い方を見てみよう!】
デッキタイプは中速ビートコントロール。《暴行+殴打/Assault+Battery》と《怒鳴りつけ/Browbeat》を上手く使える様になると、デッキの強さが飛躍的に上がります。
…。全く関係ないけど、僕は「新たなるアーキタイプの構築」って事を指針にMTGをプレイしています。だから必然的に自分でデッキを組むことが多いのですが、デッキの名前のつけ方には毎回毎回こだわってます。今回のデッキ名は「象の強襲!/Elephant Assault!」ですっ!(※画像1)
…。どうでもいい報告も終わったし、まずはレシピをば。
大体こんな感じ。前半の動きが多少遅いけど、中盤以降は有利取れる構成になってるハズ。あ、《森/Forest》、《山/Mountain》、《根縛りの岩山/Rootbound Crag》、《銅線の地溝/Copperline Gorge》はただのマナとしか考えてないので割愛。《岩山》と《地溝》の枚数は何回か回した結果、この枚数に落ち着きました。あとは僕の趣味。比率等は画像で確認してください。(※画像2)
んじゃ、一つ一つ説明していこうかね。
■土地について
《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
後半はマナフラッドになる事が多いし、タフネス4以上に対抗出来るカードが少ないから1枚刺しました。マナフラッド気味の時に来るとつんよい。《極楽鳥/Birds of Paradise》が生かせるね!
《Elephant Graveyard》
一応象デッキなので。言うてもタップのみで再生出来る強さは折り紙付き。相手が破壊系スペルやらダメージ系スペルなら再生できるよ!再生できない系スペルや追放スペルは素直に諦めましょう…。ちょっと思ってるのが「ビースト」もそこそこ出るから1枚刺しなら《ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow》でも良いかもしれない。好みで選んで問題ないかと。
※土地の合計枚数は適性枚数-1。一応マナ加速が何枚か入ってるからこれで大丈夫。《暴行》と《紅蓮地獄/Pyroclasm》を早目に撃てる様に、少しだけ赤を濃くしてあります。赤がもうちょい薄くても回るハズ。この辺は好みですな。
■クリーチャーについて
《極楽鳥/Birds of Paradise》
マナ加速兼《象の導き/Elephant Guide》の対象兼焼き鳥担当。焼かれない《楽園の拡散/Utopia Sprawl》でも良かったんだけど、《導き》の対象が多くなかったし飛行クリーチャーを止められるのは強みかと。《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》でパンプしてアタックにもいけるしね。自分の《紅蓮地獄/Pyroclasm》で一緒に焼かれる事が多々あり。アドバンテージが取れてマナが揃ってるなら躊躇わずに焼くべし。通称「焼き鳥さん太郎」。時々、相手の除去をかわしながらビーストに変身する。
《カザンドゥの牙呼び/Kazandu Tuskcaller》
《紅蓮地獄/Pyroclasm》に巻き込まれるトークン製造機。マナフラッド気味のマナを円滑に流し込めるなかなかにくいヤツ。大体レベル2で止められる。タップだけで3/3が出てくるのは流石にキチガってる。または除去の避雷針。トークン生成をしてアドを取るか、避雷針にしてクロッカーを守るかは場の状況とプレイング次第ですね。レベル上げに必死になりすぎてテンポを失わないように注意!
■その他の呪文について
《暴行+殴打/Assault+Battery》
このデッキの中核。基本的にバーンカードだと考えるべし。《殴打》はおまけ。コイツの使い方でデッキの強さが結構変わったりします。《怒鳴りつけ/Browbeat》もそうですが、選択肢の多いソーサリーカードは、他のカードに比べて使い方の難しさが一段階くらい上な気がします…。
《芽ぐみ/Burgeoning》
前半しかほぼ役に立たないカード。一応マナ加速扱い。手札に土地が無かったり、後半に引いたらどうするのかって?そうだね、3/3のビーストに変身するんだね!
《アシュリングの特権/Ashling’s Prerogative》
これを出すと相手の動きが止まる…!(大概テキストを読むから)。言うても、コッチのクリーチャーはマナコスト0が大半(《牙呼び》も2マナだし)。焼き鳥は前半仕事するだけで御の字だから、出せばコッチに有利つく事の方が多いです。相手がタップインして来たらラッキー程度で考えておきましょう。もしも相手のファッティが速攻付いて攻撃してきたら、返しにトークン10体位で攻撃すればいいじゃない!出すタイミングさえ間違えなければ、相手は自分のファッティに速攻がついてようが攻撃して来ないから大丈夫です。
《エメラルドの大メダル/Emerald Medallion》
《呼び声》がフラッシュバック込みで5マナになる。これが1枚出てるとかなりスムーズに動けます。でも、出した時点ではほとんどの場合テンポが崩れてるって事は覚えておいて下さい。ビーストになる事がままある。4枚は流石に多いかもしれない…。
《紅蓮地獄/Pyroclasm》
全体に2ダメージを与えるアドマシン。《焼き鳥》と《牙呼び》が犠牲になる事がままある。コッチのクリーチャーはほとんどが3/3なので、場面を見極めて撃つべし。チャンスを逃したらいらないカードになってしまうので、1対2交換以上はあまり望まない方が良いかも。
《内にいる獣/Beast Within》
トークン変身呪文(セラムン的な意味で)。相手の除去をかわしながら自分のパーマネントをビーストに変身させるのが主な仕事。相手のキチガイエンチャントやアーティファクトを壊す時もある。《生命》が出てる状況での性能はピカイチ。
《怒鳴りつけ/Browbeat》
ドロースペル。緑にはそこそこ優秀なドロースペルの《調和/Harmonize》がありますが、速攻付きのトークンが殴って殺せるライフを調節する役目も担ってるんで、コチラを採用。使い方一つで色々なブラフが立てられる面白いカード。このデッキの中で撃つタイミングが一番難しいカードでもあります。
《獣群の呼び声/Call of the Herd》
メインクロッカー。墓地にあるこのカードは手札枚数として換算して問題無いレベル。あまり語らなくても使ってみれば強さがわかるかと。《メダリオン》と《生命》が出てると「おにっ!(太鼓の達人的な意味で)」。
《象の導き/Elephant Guide》
《焼き鳥》強化呪文。または自分のトークンを6/6にするための手段。相手がコレの付いたトークンを除去しようと呪文を使ってきたらチャンス。《落下》で回避すれば笑いが止まらない事間違いなし。
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2マナ待機1の《踏み荒らし/Overrun》。または3〜6体のビーストを産み落とす森の父。ワイルドガラクは伊達じゃない。ガラクが出る状況ならいつ引いても強い…と思うよ?プレインズウォーカーだし…。
《重大な落下/Momentous Fall》
ざまぁカード。コッチのクリーチャーを1体生贄に捧げなければならないけど、除去をかわしつつアドを取るのが基本的な使い方。大体3ライフゲイン3ドローになる。ちょっと重いのが難点。自分のトークンに《導き》が付いている状態で相手が除去を撃ってきた場合、《落下》の追加コストとしてそのクリーチャーを生贄に捧げた場合には「爆アドwwww」と叫んでください。これ、お約束です。きもっちー!
《似通った生命/Parallel Lives》
トークンブースター。1枚出るとかなりつんよい。2枚出るとオーバーキル気味。でも3枚入れちゃうエロい人。下手な話、これと《呼び声》各1枚ずつでまくれる可能性があります。これもテンポを失うカードだから要注意。(ガラクが場にいないとテンポロスになります。)
《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》
ロマン担当。最終奥義が決まると気分爽快。基本的に重い《アシュリング》。時々相手のクリーチャーをいただいて《落下》させてタダ飯を食う時がある。そんな時も「爆アドwwww」で!
《平行進化/Parallel Evolution》
秘奥義っ!《生命》が場に複数枚出てると意味が分からなくなってMOが落ちる可能性がある。フラッシュバックも出来る優秀な呪文。派手な効果だから重さにも納得しようそうしよう。
【プレイングの際の注意とか】
トークン生成するカードが若干少なめなので、トークン自体は大切に使っていった方が無難です。《生命》と《牙呼び》のトークン込みでクロッカー数を考えているので、《生命》or《牙呼び》が除去されてる状況だとクリーチャーが足りなくなるかもしれないです。
理想のキープ基準はマナ加速が1ターン目に出せて、次ターンに3マナからトークン1体or《暴行》で相手のシステムクリーチャー除去が理想ですね。
基本的には3/3のクリーチャーサイズで押し切る形になるので、それを念頭に於いたプレイングが出来ていれば楽しくデッキを回せるでしょう。(※画像3)
個人的な感覚で言えば土地5枚が境界線かなぁと思います。その辺で有利付いてないと厳しいかもしれません。
と。今回からは動画を用意しました。カッチョイイプレイングとかはあんまり無いけど、カードの使う順番が参考になれば良いかと。先に言っておく、レベルアップのタイミングを間違えた箇所がある。
http://youtu.be/m_JApGMcQGc
とまぁこんな感じです。今回はみどたんじゃないけどここまでやれば「趣味を楽しんでる」って事が伝わるかな?ほっとんど読みに来る人もいないけど、僕ぁ8割くらい自分の為にここまでやってっかんね。自己満足ですよ自己満足。
難しい言葉だけじゃなくて、画像とか動画とかで見せて、口語で書いてある文章を面白おかしく(?)読むのもたまにはいいでしょ?
んじゃ、最後は青島に向けられた賞賛の言葉で〆るとしましょうかね。
常に新しいコンボを見つけ出そうとする青島のカジュアルに於けるこだわりは、必ずトーナメントデッキにも生かせている筈だ。狭量なプレイヤーは「物知りで強い自分」を演出する為にカジュアルを偉そうに貶すが、視野の広いプロプレイヤーはファンデッキのアイデアを決して低くは見ていないのだからな!(スターライト・マナバーン、モブキャラの台詞より。)
その柔軟性の権化(?)ともとれる一枚のカードを使いたいが為に、このデッキはMOの世界に産み落とされました。←
どうやったら《暴行+殴打/Assault+Battery》を活かせるのか。それを踏まえつつカードを組み合わせていったらこんなんなっちった!相変わらずやりたい事中心でデッキのスマート化を図っていません。これはマジで仕様。
レシピを見てもらえばわかりますが、Zviのファイアーズに近い所が多々あります。僕は「マイ・ファイアーズ」の記事を素晴らしいと思っていますが、本人は「今更あんな記事なんて恥ずかしいだけだよ」と言っていました。相当数の人に影響力を与えておいてそりゃ無いぜ、Zvi。
ま。デッキに入ってる一枚一枚のカードの種類と枚数には明確な理由があるって事を教えられたのをよく覚えています。つか、最近も読んだし。何度読んでも面白い。
話は飛ぶけど、「The 茶番劇」デッキに2マナのカードがシルバーバレット以外で入っていないのはマイ・ファイアーズの記事の影響です。だってZvi正しいし。
まぁ、僕はZviにはなれないしあんなに頭も良くないから、シナジー中心のデッキ解説です。そっちの方が僕が楽しいし、僕に合ってるからね。
だってそもさん、僕のホームグラウンドはMOのカジュアルクラシック。楽しんだ方が勝つって場所で戦ってるからね。楽しむ為の解説、始まるよ!
デッキ・デコンストラクション
-デッキを解体解説する-
「象の強襲!/Elephant Assault!」
【《暴行+殴打/Assault+Battery》って強くない?】
《暴行+殴打/Assault+Battery》。それは2点火力で相手のシステムクリーチャーを除去するのか、もしくは、決して小さくは無い3点クロッカーになって相手を蹂躙していくのかの2択を迫れるカードである。場の状況によって使い方を変えられるカードが弱いハズないじゃないか!って事で、なるべくテンポを崩さない様にカードを選択、緑ならではのクリーチャービートをしつつ、赤の直接ダメージと速攻の力を借りてデッキを仕上げたら、この形に落ち着きました。
でも、往年のステロイドと比べると火力が少なくて、クリーチャーのサイズも小さめです…。だったらどうするのか。答えは簡単です。そう、横に並べていけば良いんです。
【カードの使い方を見てみよう!】
デッキタイプは中速ビートコントロール。《暴行+殴打/Assault+Battery》と《怒鳴りつけ/Browbeat》を上手く使える様になると、デッキの強さが飛躍的に上がります。
…。全く関係ないけど、僕は「新たなるアーキタイプの構築」って事を指針にMTGをプレイしています。だから必然的に自分でデッキを組むことが多いのですが、デッキの名前のつけ方には毎回毎回こだわってます。今回のデッキ名は「象の強襲!/Elephant Assault!」ですっ!(※画像1)
…。どうでもいい報告も終わったし、まずはレシピをば。
Lands:23
14 《森/Forest》
2 《山/Mountain》
3 《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
2 《銅線の地溝/Copperline Gorge》
1 《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
1 《Elephant Graveyard》
Creatures:5
3 《極楽鳥/Birds of Paradise》
2 《カザンドゥの牙呼び/Kazandu Tuskcaller》
Spells::32
3 《暴行+殴打/Assault+Battery》
2 《芽ぐみ/Burgeoning》
2 《アシュリングの特権/Ashling’s Prerogative》
4 《エメラルドの大メダル/Emerald Medallion》
2 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2 《内にいる獣/Beast Within》
2 《怒鳴りつけ/Browbeat》
4 《獣群の呼び声/Call of the Herd》
2 《象の導き/Elephant Guide》
2 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2 《重大な落下/Momentous Fall》
3 《似通った生命/Parallel Lives》
1 《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》
1 《平行進化/Parallel Evolution》
Total:60
大体こんな感じ。前半の動きが多少遅いけど、中盤以降は有利取れる構成になってるハズ。あ、《森/Forest》、《山/Mountain》、《根縛りの岩山/Rootbound Crag》、《銅線の地溝/Copperline Gorge》はただのマナとしか考えてないので割愛。《岩山》と《地溝》の枚数は何回か回した結果、この枚数に落ち着きました。あとは僕の趣味。比率等は画像で確認してください。(※画像2)
んじゃ、一つ一つ説明していこうかね。
■土地について
《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
後半はマナフラッドになる事が多いし、タフネス4以上に対抗出来るカードが少ないから1枚刺しました。マナフラッド気味の時に来るとつんよい。《極楽鳥/Birds of Paradise》が生かせるね!
《Elephant Graveyard》
一応象デッキなので。言うてもタップのみで再生出来る強さは折り紙付き。相手が破壊系スペルやらダメージ系スペルなら再生できるよ!再生できない系スペルや追放スペルは素直に諦めましょう…。ちょっと思ってるのが「ビースト」もそこそこ出るから1枚刺しなら《ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow》でも良いかもしれない。好みで選んで問題ないかと。
※土地の合計枚数は適性枚数-1。一応マナ加速が何枚か入ってるからこれで大丈夫。《暴行》と《紅蓮地獄/Pyroclasm》を早目に撃てる様に、少しだけ赤を濃くしてあります。赤がもうちょい薄くても回るハズ。この辺は好みですな。
■クリーチャーについて
《極楽鳥/Birds of Paradise》
マナ加速兼《象の導き/Elephant Guide》の対象兼焼き鳥担当。焼かれない《楽園の拡散/Utopia Sprawl》でも良かったんだけど、《導き》の対象が多くなかったし飛行クリーチャーを止められるのは強みかと。《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》でパンプしてアタックにもいけるしね。自分の《紅蓮地獄/Pyroclasm》で一緒に焼かれる事が多々あり。アドバンテージが取れてマナが揃ってるなら躊躇わずに焼くべし。通称「焼き鳥さん太郎」。時々、相手の除去をかわしながらビーストに変身する。
《カザンドゥの牙呼び/Kazandu Tuskcaller》
《紅蓮地獄/Pyroclasm》に巻き込まれるトークン製造機。マナフラッド気味のマナを円滑に流し込めるなかなかにくいヤツ。大体レベル2で止められる。タップだけで3/3が出てくるのは流石にキチガってる。または除去の避雷針。トークン生成をしてアドを取るか、避雷針にしてクロッカーを守るかは場の状況とプレイング次第ですね。レベル上げに必死になりすぎてテンポを失わないように注意!
■その他の呪文について
《暴行+殴打/Assault+Battery》
このデッキの中核。基本的にバーンカードだと考えるべし。《殴打》はおまけ。コイツの使い方でデッキの強さが結構変わったりします。《怒鳴りつけ/Browbeat》もそうですが、選択肢の多いソーサリーカードは、他のカードに比べて使い方の難しさが一段階くらい上な気がします…。
《芽ぐみ/Burgeoning》
前半しかほぼ役に立たないカード。一応マナ加速扱い。手札に土地が無かったり、後半に引いたらどうするのかって?そうだね、3/3のビーストに変身するんだね!
《アシュリングの特権/Ashling’s Prerogative》
これを出すと相手の動きが止まる…!(大概テキストを読むから)。言うても、コッチのクリーチャーはマナコスト0が大半(《牙呼び》も2マナだし)。焼き鳥は前半仕事するだけで御の字だから、出せばコッチに有利つく事の方が多いです。相手がタップインして来たらラッキー程度で考えておきましょう。もしも相手のファッティが速攻付いて攻撃してきたら、返しにトークン10体位で攻撃すればいいじゃない!出すタイミングさえ間違えなければ、相手は自分のファッティに速攻がついてようが攻撃して来ないから大丈夫です。
《エメラルドの大メダル/Emerald Medallion》
《呼び声》がフラッシュバック込みで5マナになる。これが1枚出てるとかなりスムーズに動けます。でも、出した時点ではほとんどの場合テンポが崩れてるって事は覚えておいて下さい。ビーストになる事がままある。4枚は流石に多いかもしれない…。
《紅蓮地獄/Pyroclasm》
全体に2ダメージを与えるアドマシン。《焼き鳥》と《牙呼び》が犠牲になる事がままある。コッチのクリーチャーはほとんどが3/3なので、場面を見極めて撃つべし。チャンスを逃したらいらないカードになってしまうので、1対2交換以上はあまり望まない方が良いかも。
《内にいる獣/Beast Within》
トークン変身呪文(セラムン的な意味で)。相手の除去をかわしながら自分のパーマネントをビーストに変身させるのが主な仕事。相手のキチガイエンチャントやアーティファクトを壊す時もある。《生命》が出てる状況での性能はピカイチ。
《怒鳴りつけ/Browbeat》
ドロースペル。緑にはそこそこ優秀なドロースペルの《調和/Harmonize》がありますが、速攻付きのトークンが殴って殺せるライフを調節する役目も担ってるんで、コチラを採用。使い方一つで色々なブラフが立てられる面白いカード。このデッキの中で撃つタイミングが一番難しいカードでもあります。
《獣群の呼び声/Call of the Herd》
メインクロッカー。墓地にあるこのカードは手札枚数として換算して問題無いレベル。あまり語らなくても使ってみれば強さがわかるかと。《メダリオン》と《生命》が出てると「おにっ!(太鼓の達人的な意味で)」。
《象の導き/Elephant Guide》
《焼き鳥》強化呪文。または自分のトークンを6/6にするための手段。相手がコレの付いたトークンを除去しようと呪文を使ってきたらチャンス。《落下》で回避すれば笑いが止まらない事間違いなし。
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2マナ待機1の《踏み荒らし/Overrun》。または3〜6体のビーストを産み落とす森の父。ワイルドガラクは伊達じゃない。ガラクが出る状況ならいつ引いても強い…と思うよ?プレインズウォーカーだし…。
《重大な落下/Momentous Fall》
ざまぁカード。コッチのクリーチャーを1体生贄に捧げなければならないけど、除去をかわしつつアドを取るのが基本的な使い方。大体3ライフゲイン3ドローになる。ちょっと重いのが難点。自分のトークンに《導き》が付いている状態で相手が除去を撃ってきた場合、《落下》の追加コストとしてそのクリーチャーを生贄に捧げた場合には「爆アドwwww」と叫んでください。これ、お約束です。きもっちー!
《似通った生命/Parallel Lives》
トークンブースター。1枚出るとかなりつんよい。2枚出るとオーバーキル気味。でも3枚入れちゃうエロい人。下手な話、これと《呼び声》各1枚ずつでまくれる可能性があります。これもテンポを失うカードだから要注意。(ガラクが場にいないとテンポロスになります。)
《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》
ロマン担当。最終奥義が決まると気分爽快。基本的に重い《アシュリング》。時々相手のクリーチャーをいただいて《落下》させてタダ飯を食う時がある。そんな時も「爆アドwwww」で!
《平行進化/Parallel Evolution》
秘奥義っ!《生命》が場に複数枚出てると意味が分からなくなってMOが落ちる可能性がある。フラッシュバックも出来る優秀な呪文。派手な効果だから重さにも納得しようそうしよう。
【プレイングの際の注意とか】
トークン生成するカードが若干少なめなので、トークン自体は大切に使っていった方が無難です。《生命》と《牙呼び》のトークン込みでクロッカー数を考えているので、《生命》or《牙呼び》が除去されてる状況だとクリーチャーが足りなくなるかもしれないです。
理想のキープ基準はマナ加速が1ターン目に出せて、次ターンに3マナからトークン1体or《暴行》で相手のシステムクリーチャー除去が理想ですね。
基本的には3/3のクリーチャーサイズで押し切る形になるので、それを念頭に於いたプレイングが出来ていれば楽しくデッキを回せるでしょう。(※画像3)
個人的な感覚で言えば土地5枚が境界線かなぁと思います。その辺で有利付いてないと厳しいかもしれません。
と。今回からは動画を用意しました。カッチョイイプレイングとかはあんまり無いけど、カードの使う順番が参考になれば良いかと。先に言っておく、レベルアップのタイミングを間違えた箇所がある。
http://youtu.be/m_JApGMcQGc
とまぁこんな感じです。今回はみどたんじゃないけどここまでやれば「趣味を楽しんでる」って事が伝わるかな?ほっとんど読みに来る人もいないけど、僕ぁ8割くらい自分の為にここまでやってっかんね。自己満足ですよ自己満足。
難しい言葉だけじゃなくて、画像とか動画とかで見せて、口語で書いてある文章を面白おかしく(?)読むのもたまにはいいでしょ?
んじゃ、最後は青島に向けられた賞賛の言葉で〆るとしましょうかね。
常に新しいコンボを見つけ出そうとする青島のカジュアルに於けるこだわりは、必ずトーナメントデッキにも生かせている筈だ。狭量なプレイヤーは「物知りで強い自分」を演出する為にカジュアルを偉そうに貶すが、視野の広いプロプレイヤーはファンデッキのアイデアを決して低くは見ていないのだからな!(スターライト・マナバーン、モブキャラの台詞より。)
コメント
外人にはメッチャ受けがいいんだよね、こういうの。
カード名と環境をよく知らないせいで、デッキの良さがピンとこない自分が悔しいです。
エレファント・グラスが入ってないんだが、、、、
いいとして象の導き/Elephant GuideがWIKIで出てこないwww
本音は輪作入れたい
どう?
今あるリアルレガシーのデッキでこれに勝てる気がしないれすね。
80ミッションは脱出が少しは効きそうれすが、スピードについて行けなさそうです。非業の死と自然の喪失ガン積みしてきます……
ありがとうございます!もっさんにそれを言ってもらえたら、ここまでやった甲斐があるってものです♪
M13が出たら、もしかしたら僕の方からスタンダードに行くかもしれませんw セカイの隅にはこんなデッキもあるんだなぁ、程度の認識で十分だと思いますw
そのWiki腐ってるから気をつけたほうが良いよ!
《輪作/Crop Rotation》は確かにいいアイディアだし、このデッキに入れても十分機能すると思うんだけど、いかんせん抜けるカードが無い…。多分本格的に入れることを検討するのであれば、まず真っ先にサルーカンさんが犠牲になるだろうねw
大丈夫、僕もリアルでこのデッキ持ってないから!つか、緑のカード以外ほとんどあげちゃったし、これをリアルで作ってどこで戦えと…w
《非業の死/Perish》と《自然の喪失/Nature’s Ruin》が入ってるって分かったら、速度を落として《アシュリングの特権/Ashling’s Prerogative》の能力で速攻つけて、ソーサリー除去を警戒しながら「1体3点火力」の計算でプレイングしていこうと思ってる。
《自然の喪失/Nature’s Ruin》なら《Elephant Graveyard》が生きるし!w