買われた喧嘩、見事捌いてみせましょう!
出逢いはそう、2011年の4月2日の土曜日、高田馬場の晴れる屋レガシーまで遡る。そこで僕はTommyやふみっち、セヤさん達と逢う訳だが。もう一人、僕の中で語らねばならない存在がいることを忘れてはいけない。


そう、「宮川大輔似のゴブリン遣い」についてだ。


名前はZak。この人との出逢いは偶然かつ必然で、僕がまだ「The 茶番(英名:Peanuts Butter Jelly Time)」を産み出す前の話。

そのころの僕は「マスターズ・トリニティ」を遣っていて、CTGに1-1まで持っていって、あとちょっとで勝てっそー!でも、ゴミプレイングと相手のトップで負けったー!とかやっていた頃ですわ。(あのデッキ、CTGに有利付けられるってのがすごい。MUDにはボロ勝ちwww)

で。その大会で僕はZakたんと戦った。1-2で負け越した。(詳細は過去日記参照。)その頃のゴブリンは《精神的つまづき/Mental Misstep》が無かった時のゴブリン。メタの一角であった事には間違いない。

僕は対戦した人に対して勝手にあだ名を付けて記憶しておくんだけど、ハッキリ言ってメタの一角、コピーデッキに「使われている」人なんてのは覚えてない。僕様はそんなに暇じゃないし、ゴミの名前を覚えておけるほど脳味噌の要領に余裕があるわけじゃないから。(でも、僕が前回大会に出た時に僕の《モグの狂信者/Mogg Fanatic》に対して《Force of Will》を撃ったヤツの顔は今でも覚えてる。)

でも、Zakたんは違った。しっかりとゴブリンデッキを「遣っていた」と思う。だから僕の記憶の中に刻み込まれていたんだと思う。(僕が宮川大輔を推してるってのも結構でかいけどww)

その時は正直「コイツいいやつだなwww」程度で止まってた。で、たしかその次の週(4月9日)の大会にも参加。この時はZakたんと当たらなかったけど、会話した。僕から話しかけた。確か2試合目の休憩時間。「どうですか?」って聞いたら快く返事をくれたのを覚えてる。

そしてその次の週(4月16日)、事態は大きな転回を魅せる。


「自分、この大会で晴れる屋に来るの最後なんですよ。関西に引っ越さなくちゃいけないんで。」


おいぃ!!!何言っちゃってんのこの子!?!?これから仲良くなってバリバリ楽しもうとしてた矢先にこれだもんな…。最悪の誕生日プレゼントだったよ、この報告は!!!!!

で。僕が誕生日だという事を伝え、お互いにカードを買って交換すればいい思い出になるんじゃね?と提案したところ、Zakたんは快諾。しかし、Zakたんに欲しいカードが無いという状況に陥る。その結果、僕だけが誕生日プレゼントを美味しく頂くという結果に。しかもべらぼうに高いカード。


そう後のKazuyaランドと呼ばれる(僕が一方的に呼んでいる)《不毛の大地/Wasteland》である。(写真参照。)


そして僕はZakたんに戦いを申し込む。「このまま勝ち逃げ(今のところ0-1つけられてる)するつもりか?漢として恥ずかしくないのか?」と。Zakたんはこう切り返す。「ハッ!ザコがッ!!!何度でもギッタギタのベッコベコにしてやんよ!!」と。そして戦いは始まった…。


1戦目:僕がZakたんのデッキを知らず、《暗黒の深部/Dark Depths》と《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》のコンボを決められてgg。負け。

2戦目:僕が「十手ゲー」(ここ重要)で勝つ。

3戦目:《闇の腹心/Dark Confidant》のドロー加速でコンボパーツを引かれて負け。


結果。通算0-2で関西に飛び立たれましたーっ!


…。それが今年の4月の事。

そしてそれから約半年経った今。ZakたんはZakたんで自分の道を見つけ、僕は僕なりに考え、新しいデッキを産み出しました。

僕が茶番を産み出すに当たって重要な事件だったことには間違いないですが、ここでは割愛します。(詳細はそのうち「緑好きは読め!」に書こうと思います。)で。僕はいくつかの誓約を打ち立てました。

僕は「普通」や「一般的」といったことが大嫌いなので、Tommyに言われ、心を撃たれた言葉「新たなるアーキタイプの構築」を目指し、以下の事を誓約に、新たなデッキを産み出しました。


◆僕様が打ち立てた誓約3ヶ条

①:他の色が混じらない「純粋な緑単色」であること。(混成カードやファイレクシアマナのみで撃てる呪文を入れない。つまりどのカードも「緑単色」、あるいは「無色」であること。)

②:一般的な単品のみでのパワーカード(土地以外)を入れないようにする。(緑で言うならば《タルモゴイフ/Tarmogoyf》等。)

③:どのデッキでも《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》さえ入れれば捲れてしまう場面があるので、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》は使用禁止。(パワーカードだし…。)



これは僕のこだわりで、曲げるつもりは一切ありません。「The 茶番」もこれに準じて構成されています。「勝ち負け」よりも優先するべき事があるということです。それがどんなにバカな事であろうとも、他にどれだけ有効なカードがあろうとも、この誓約を破るという事はデッキを遣って負ける事よりも恥だ、と僕は思っています。

もちろんこの誓約に則っていないデッキを遣って大会に出る事もあるとは思いますが、それは僕の中ではハッキリ言って「ガチ」じゃありません。そんなのは遊び以下の「暇つぶし」とまで言い切れます。それくらい、僕は「緑単色」、または「パワーカード使用禁止」に対して真剣ということです。

使いたい人は使えばいい。ただし、僕は使わないよ、と。


そんな誓約の元に産み出された茶番デッキ。この61枚(+15枚)の高性能ウェポンを遣ってZakたんとの再戦に望みます。

しかし、カードが足りず未完成版のまま勝負を挑むことになってしまった…。あぁ無常。しかし、僕はそれを言い訳にしない。ベストを尽くして叩き伏せる。え?だって未完成版で勝ったら完成版で余裕勝ちって事でしょ?wwww

つまりはそういうこと。完成版の茶番デッキは63枚になる予定だし。まぁ、勝ちますよ。勝てる見込みはある。hoduとふみっちから「お墨付き」をもらったし!(勝手に思い込んでるだけ。)

…。それと。喧嘩はフェアじゃないといけないね。Zakたんは使用デッキをDNで晒しているんで、僕も晒します。(デッキレシピは確認できなかったから、コッチも概要だけ伝えるよ!)


◆これが「The 茶番(英名:Peanuts Butter Jelly Time)」への勝利の道だ!

①:茶番デッキとは、緑単色の「土地破壊」デッキだ!
②:茶番デッキの《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》には気をつけろ!
③:戦ってる最中にイライラしない。これが茶番デッキに対する戦い方だ!
④:最後まで諦めない。実は茶番デッキも相当厳しいハズだぞ!ワンチャンをモノにしろ!

◆主な使用カード
・ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
・冬の抱擁/Winter’s Grasp
・不毛の大地/Wasteland
・最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll
・緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith

※その他にもビックリドッキリカードが満載だ!茶番デッキの使ってくるカードはクセが強いものが多い。能力をしっかりと把握して、最良の一手で戦いを決めろ!



とまぁこんな感じ。「果し合いの場」は来週の土曜日、11月5日のエターナルフェスタの会場だ。当日は試合を録画させてもらう予定だよ☆(とことん「ガチ」で、決勝戦の雰囲気を醸し出す!)


雅弥:『 茶 番 デ ッ キ の 神 髄 … 。 お 見 せ し ま し ょ う ッ ! 』

コメント

Tommy Markos
2011年10月30日17:31

俺があげた十手は使おうよorz

らき
2011年10月30日23:42

俺は雑魚だと思われたいし、現実問題雑魚だからこそ、運だけで勝てるburn使ってるけどね。

Zak
2011年10月31日1:23

なんか凄いことになっている(笑) 

「The 茶番」デッキの内容というか方向性は雅弥んの昔からのエントリーを見ていてなんとなく推測できていたし、正直自分の今のデッキの方向性としても土地を攻めることにもあったから、色は違えどつくづくよく似ているなぁと思っていたところだったんだけれども、わざわざカードリストを載せてくれる心意気にはしびれるし、漢として本気で勝ちを狙わせてもらわないとこれは失礼だね(-_☆)

そっちがとことん「ガチ」で雰囲気を演出してくれるならこっちも対戦用の熱いアイテムを持参させてもらうよ(^_^)b

ヱロゐ人。
2011年11月14日21:08

>>Tommy
それは別のデッキで使おうと画策中。貰った獲物は無駄にはしないッ!

>>ふみっち
またまたぁwwww

つか休み少なくて大丈夫?あんまり無理すんなよ!秋葉行ったらまたコーヒーもってってあげるから!な!

>>Zakたん
あのトロフィー、メッチャ欲しかったぜよ…。次回は「呪われたトーテム像」杯になるかもねwwwww

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